南飛烏鵲楼

三国志に特化して再開します(2008.04.09)
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表紙に至治新刊という文字があり、これを素直に信じるならば、
西暦1321年から1323年の間に刊行されたことになります。

『三国志演義』は、確認できる限りで嘉靖壬午(1522)までしか
成立を遡ることができませんので、それより200年ほど早いテキストということになります。


網羅的三国故事、つまり三国時代の始まり(後漢末の混乱から)語り起こして、
三国時代の終焉まで語る、歴史書ではないテキストとしては現存最古のものと
言ってよいと思います。


『三国志演義』とも相通ずる内容は多々ありますが、
演義異常に「荒唐無稽」であることもしばしば指摘されます。


この辺りは、いちいち指摘するときりがありませんし、
未読の方の楽しみを奪うことにもなりますので、
興味のある方は、翻訳をご一読ください。


二階堂善弘・中川諭訳注『三国志平話』(光栄、1999年3月)


もう絶版になってしまってますが、古書店や図書館で
比較的簡単に見つかると思います。


ちなみにこのブログでとりあげた張飛の字については、
より厳密な考証が、上記翻訳書のpp.39-40にあります。



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