南飛烏鵲楼

三国志に特化して再開します(2008.04.09)
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集英社文庫。2006年11月25日第1刷。389頁。


個人的評価A+


すでに第3巻も発売になってますが、とりあえず2巻のレビュー。


かなりネタバレあり。未読の方は注意!!

章題からいってみましょう♪


「天傷の星」 ……行者 武松
「地幽の星」 ……病大虫  薛永
「天暗の星」 ……青面獣  楊志
「天間の星」 ……入雲竜 公孫勝
「地耗の星」 ……白日鼠  白勝
「天異の星」 ……赤髪鬼  劉唐
「地妖の星」 ……摸着天  杜遷
「地魔の星」 ……雲裏金剛 宋万


林冲が王倫を斬り、晁蓋一党が梁山泊に入るまで。
原作でいうと第19回くらいに相当。


今回の出色は公孫勝の扱い。
原作では妖術使いの公孫勝をどう扱うかと思っていたら、
特殊工作部隊(名称は北方三国志でおなじみ「致死軍」)の頭目という、
異能者という点は引き継ぎつつ、現代人にもある程度納得できる設定。


もう一つ、特筆すべきことは、
原作では第23回からほぼ10回を費やして語られる武松の挿話を
この段階で片づけて仕舞っている点。
潘金蓮と武大(武松の兄)は出てきますが、西門慶が出てこないのも
考えてみると相当な力業ではあります。


まあ、武松の話は、極めて独立性が強く(なんせ後に『金瓶梅』という別作品を
産み出している)、原作の中でも「浮いている」と思うので、
「悪女」潘金蓮に魅力を感じている身としては、一抹の寂しさはあるものの、
妥当な扱いでしょうか。


ちなみにこの段階で、宋江・盧俊儀・呉用・林冲はメインキャラクタ、
公孫勝が登場し、花栄・柴進もちらほらと姿を見せ、
関勝・秦明・呼延灼も名前だけは出ているので、
天コウ星36人の中、上位10名はすでに出揃っています。
この辺の目配りは流石。

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