南飛烏鵲楼

三国志に特化して再開します(2008.04.09)
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今日(4月10日)の夕刊1面「ニッポン人脈記」より。


建築家の松村賢治氏を旧暦カレンダーの“復活者”として紹介。まあ、七夕とか桃の節句とか旧暦の方が日本の自然に合致しているのは事実だし、そもそもアジア全域を見たら太陽暦一辺倒なのは日本くらいでしょ。


笑った(失礼)のは次の記述。松村氏の発言の引用という形で。


>「骨、脳、肺。人間の体を表す漢字に“月”が多いのも、
>生理のリズムが月の周期と同じであるのも、旧暦が人
>間のリズムに合っているのを示している」


って、オイ。
こんなこと言ったら、旧暦を推進する主張そのものの合理性まで疑われてしまうと思うのだが。

「骨」「脳」「肺」の「月(に見えるモノ)」は「肉」の変形。空の月とは全然関係ない。

新字じゃ同じになっちゃってるけど、空の「月」は横画二本が右の縦画にくっつかないのが本来の形。「肉」の変形は、普通我々の書く「月」で横画が右の縦画に付く。

現代日本では旧字(正字)はほぼ抹殺されている癖に、「漢字は象形文字だ」みたいな単純な漢字観だけが保存されているので、ときどき漢字の成り立ちについて珍解釈にぶつかります。


強烈に憶えているのは、タモリ氏が「恋」という字について、「『なべぶた』の下に『火』があって煮え切らないのが恋心」とのたまっていたが、「恋」の旧字は



「なべぶた」も「火」もありゃしません。

別に建築家が間違おうが、藝能人が間違おうが構いませんが、これがすんなり世間に受け入れられるのは業腹なので、書き残しておきます。


少なくとも編集者は気づけ。

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コメント
この記事へのコメント
>ストラップさま
お久しぶりです。

>朝日の人間は漢和辞典で「腐」の横に「腑」なんかがあるのに、疑問持たないんでしょうかねw

漢和辞典とか引かないんでしょうね。
電子辞書使ってたりして。
2007/04/18(水) 06:31:58 | URL | たけ #-[ 編集]
お久しぶりです
朝日の人間は漢和辞典で「腐」の横に「腑」なんかがあるのに、疑問持たないんでしょうかねw
2007/04/18(水) 06:10:47 | URL | ストラップ #-[ 編集]
>みみさん
ご訪問、ありがとうございます。
本当は年頭に朝日がやたら強調していた、
字体の変更もネタにしたかったのですが、
時期を逸した……
2007/04/11(水) 05:21:03 | URL | たけ #-[ 編集]
さすが武さん!
もっといったれいったれー!
そのとおりだ!(`・ω・´)
編集者とかマスコミの人がものを知らなすぎなんですよね……
2007/04/10(火) 23:18:35 | URL | みみ #-[ 編集]
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