南飛烏鵲楼

三国志に特化して再開します(2008.04.09)
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集英社文庫。2007年1月25日第1刷。390頁。
個人的評価 A+
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my favorite 李俊登場。しかも、原作の立ち位置に極めて近し。
(梁山泊との距離感とか)


ちなみに1~3巻のレビューはこちら。


『水滸伝一 曙光の章』


『水滸伝二 替天の章』


『水滸伝三 輪舞の章』


さて、四巻についての雑感。
※以下、ネタバレあり。未読の方は注意。

まずは章立てから。


「天退の星」……挿翅虎 雷横
「地鎮の星」……小遮ラン 穆春
「地孤の星」……金銭豹子 湯隆
「天寿の星」……混江竜 李俊
「天殺の星」……黒旋風 李逵
「天速の星」……神行太保 戴宗


原作で言うと36~42回の挿話の前半部(38回くらい?)に相当。
ただし、43回で語られる李逵の母親が虎に喰い殺される話が
入り込んでおり、なおかつ青州の話(32~35回)がまるまるカット
(というか、多分、後で語られるんだろう)されている。


基本的には一巻通じて宋江が南に旅する話。


李俊・李逵・戴宗と原作の重要人物が登場。
ただ、李逵の毒気が抜かれすぎ。
戴宗も、北方『水滸伝』の盧俊儀とかの同工異曲に思えるので
いまいち魅力を感じない。
(まあ流石に神行術なんて超能力は採用できなかったんだろう)


李逵については今後の展開次第で化ける可能性もあるが、
原作のトリックスター的役回りは……難しいだろうなあ。
世界観ぶちこわしになってしまう恐れもあるし。


今巻の出色は黄文炳の扱い。
原作では魅力の欠片もない悪役(というかやられ役)だが、
青蓮寺の「手の者」の頂点という立場で、李富なんかとの
確執も窺うことができ、彼の末路(原作どおりなら、次巻で
お亡くなりになるはず)がどう描かれるかが興味アリ。

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