南飛烏鵲楼

三国志に特化して再開します(2008.04.09)
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01 劉関張桃園三結義

題目 英雄漢[シ豕]郡両相逢
正名 劉関張桃園三結義
簡名 桃園三結義

雑感
 張飛が肉屋だと言うのは、『三国志演義』にもチラッと出てくるネタ。
屠殺業というのは、中国(に限らないけど)では被差別民の職業で、
張飛が肉屋だという設定は、三国志の物語、特に張飛を主役と
するような話は兵士を始めとする被差別民の間で語られていたからだ、
という説がありますね。
 関羽と張飛の出会いのシーンは、中央電子台のTVドラマ『三国演義』も
継承されています。ドラマでは、張飛と関羽の喧嘩を劉備が「力尽く」で
止めるという展開で、考えてみると無茶な話だ。死んじまうぞ、劉備。
 最後に皇甫嵩が出てくるのは伏線。この話の続きに相当する、
「張翼徳大破杏林荘」では、黄巾賊討伐の総大将として皇甫嵩が登場します。
第1折
  〔正末〕張飛  〔冲末外〕関羽
  〔[冫爭]〕外官(臧一貴、領張千) 令史(皮寒) 屠戸
  
 
 反乱を企図した蒲州の知事(臧一貴=外官)は、元帥として関羽を招聘する。
 しかし、関羽はこれを悪として知事を斬り、故郷を出奔する。
 張飛が屠殺業者として、弟分の肉屋と登場。
 張飛が留守にしている間に、関羽が客として現れるが、
肉屋は張飛が千斤の石を包丁の上に置いていってしまったので、
肉は売れないと答える。
 関羽はその石を楽々と動かし、肉を売って帰る。
 張飛は帰宅後、その話を聞き、関羽を訪ねることとする。

第2折 
  〔正末〕張飛  〔冲末外〕関羽  〔[冫爭]〕屠戸  

 関羽と出会った張飛は、その人徳に感服し、義兄弟の契りを請う。

第3折
  〔正末〕張飛  〔冲末外〕関羽
  〔[冫爭]〕店小二  〔外〕劉備


 街で劉備の異相に眼をとめた関羽は、劉備を酒店に誘う。
 飲み過ぎて眠りこんでしまった劉備の口から鼻、目から耳へと
蛇が出入りするのを見た関羽は、劉備の出自を問い、
劉備は漢王朝に連なる血筋であることを明かす。
 驚嘆した関張は劉備を兄とし、桃園にて義兄弟の契りを結ぶこととする。

第4折
  〔正末〕張飛  〔冲末外〕関羽  
  〔[冫爭]〕屠戸  〔外〕劉備 皇甫嵩(領卒子)


 北地太守・皇甫嵩が登場。桃園にて契りを結んだ劉関張を黄巾討伐の将に任命する。

(08.09.06初稿)

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